へこんでも立ち直りが早くなる?心の筋肉”レジリエンス”の4つの鍛え方

へこんでも立ち直りが早くなる?心の筋肉”レジリエンス”の4つの鍛え方

●はじめに

仕事のミスで落ち込む、人間関係が嫌になる、といった経験をしたことのある方は多いと思います。そうして凹んだときに「折れない心」があったらいいなと思うことがあるかもしれません。

そこで最近注目されているのは「レジリエンス」という概念です。心理学用語で、「精神的回復力」や「耐久力」と訳されます。

レジリエンスとは一体どのようなものなのでしょうか。また、レジリエンスを鍛えるにはどうすればいいのでしょうか。

●レジリエンスとは

先ほども述べたように、レジリエンスとは心が凹んだときに、それを元に戻す力のことを指します。これを鍛えることによって、すぐに立ち直ることができるようになり、ちょっとのことでは凹まない精神力を持つことができると言われています。

ビジネスの研修でレジリエンスの講義がおこなわれることも増えており、この力を鍛えることによって営業力がアップしたり、ストレスへの対処法がついたりすることもあるそうです。

そんなレジリエンスを鍛えるにはどうすればよいのでしょうか。

●レジリエンスの4つの鍛え方

レジリエンスは「心の筋肉」とも言われていて、鍛えることが可能です。代表的なレジリエンスの鍛え方は以下のようなものです。

・自己肯定感をつける

自分を受け入れることで、凹みにくいメンタルが作られます。自己肯定感をつけるために成果をあげるのではなく、実績などがなくても「自分は素晴らしい」という意識を持つと、レジリエンスの効果が高まります。

・休憩をとる

運動や音楽鑑賞など、自身の趣向に合った休憩方法をとり、心身のケアをおこないます。

・反省をする

失敗に対する「後悔」ではなく、何がいけなかったのか、次にどう生かすことができるのかを分析し、考える「反省」が大事です。

・目標を設定する

「将来大物になる」、「起業して大金持ちになる」といった大きな目標でなくてもいいので、自身がその目標を想像していて楽しいと感じる事柄を目標にすると日々の悩みを解消しやすくなります。

●おわりに

今回はレジリエンスの鍛え方についてご紹介しました。生きていれば、誰でも失敗をすることがあります。その失敗から立ち直るのが早い人と遅い人の違いは、レジリエンスの違いです。

このレジリエンスを鍛えれば、失敗したとしても立ち直りが早く、その失敗を次に生かすことができます。

そのため、今回ご紹介したような方法で、日頃からレジリエンスを鍛え、凹みにくいメンタルを目指したいですね。

(執筆:ニュース編集部)

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