●はじめに
フェイスブックやTwitterなどで、友人・知人が楽しそうな毎日を送っていると、ふと「自分は孤独かもしれない」と思ってしまうことってありますよね。
不意にその孤独感は襲ってきて、何とも言えない感情になってきます。そこで今回はそんなときの対処法をご紹介します。
●孤独はクリエイティビティを高める
「孤独はクリエイティビティを高める」とも言われています。孤独感を感じたときのマイナスな感情は、普段日常で感じている感情の絶対値よりも大きいことが多いです。それを生かして創作に打ち込むのも一つの手段です。
作家の森博嗣さんも著書『孤独の価値』で、一人のときに詩や絵を創作することをお勧めしています。
孤独なときの感情を形として、絵や詩にすることで、カタルシス効果が得られ、マイナスな感情を解消することができます。
●一人を満喫する
「おひとりさま」という言葉が話題になりましたよね。最近では一人でカラオケに行ったり、焼き肉、ボーリングに行ったりする人が増えているそうです。
「他の人に気を遣わなくてもいい」というのがメリットなので、孤独を感じたときには自身が行ってみたかった場所に行って、やってみたかったことを精力的におこなってみてはいかがでしょうか。
このときの経験は、役に立ちにくそうなことであったとしても、「経験値」として自身の中に取り込まれていきます。
そしてそれが将来、点と線を結ぶように役に立つ場面がやってくることも多いので、「おひとりさま」を思う存分満喫してみることをおすすめします。
●孤独は悪いものではない
「孤独=悪いもの」と誰が決めたのでしょうか。先ほども挙げた森さんの著書『孤独の価値』では、孤独を肯定的に捉える思考がちりばめられています。
人気予備校講師の林修さんも「友達が少ないことが自慢」と語り、一人で過ごすことの重要性を語っています。
孤独感で悩んでいる方は「孤独はいけないものだ」という前提を持っている人が多いのかもしれません。
しかし世の中には1人でも十分人生を楽しんでいる人はたくさんいます。そのため「孤独でもいいや」と開き直ってみると、気持ちの整理がつくかもしれません。
●おわりに
今回は「孤独感に襲われたときの対処法」をご紹介しました。いつからか「孤独はいけないもの」とすり込まれてしまった人も多いかと思います。
思い切ってその前提を疑って、孤独を自分なりに味わってみてはいかがでしょうか。創作に打ち込んだり、やりたいことをやってみたり。
そうすると1人も案外悪くないんじゃないかと思えるようになり、孤独感に打ちひしがれることも減るかもしれません。ぜひ、試してみてください。
(執筆:ニュース編集部)