失明の恐れ!?PCやスマホのブルーライトの恐るべき3つの悪影響

失明の恐れ!?PCやスマホのブルーライトの恐るべき3つの悪影響

ブルーライトとは

ブルーライトとは、私たち人間が目で見ることができるもっとも強いエネルギーをもった光のことです。
そして、ブルーライトはパソコンやスマートフォン、LED照明の光の中に多く含まれています。

ブルーライトは太陽に光にも含まれていて、ブルーライトを浴びることで、私たちの脳は「今は日中なんだ」と認識してくれます。

ブルーライトとは、私たちが日々活動するためにかかせない光なのですが、私たちの生活に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。

今回は、「ブルーライトの悪影響」に関してご紹介させていただきます。

ブルーライトの3つの悪影響

●寝つきが悪くなる

先ほどもご紹介したように、
私たちの脳はブルーライトをみることで「今は日中なんだ」と認識します。

そうすると、私たちの脳は「体を働かせる状態(交感神経が優位な状態)」を作り出します。

実際に日中であれば何の問題もないのですが、夜寝る前にブルーライトを浴びることは、私たちの体を「眠りにつきにくい状態」してしまう恐れがあります。

近年のスマートフォンの普及により、寝る前にブルーライトを浴びてしまうことが多くなりました。

寝る前にブルーライトを見ることは、睡眠障害の原因にもなることがありますのでご注意ください。

●糖尿病になりやすくなる

ブルーライトをみることが、私たちの生活リズムを崩してしまうことがあると先ほどご説明いたしました。

実はその生活リズムの乱れが、糖尿病になるリスクを高めてしまうんです。

私たち人間は、昼夜逆転など生活リズムが崩れていると血糖値を下げてくれるホルモン「インスリン」の働きが低下してしまいます。

「インスリン」の働きが悪くなると、血糖値が高い状態になり糖尿病になってしまう可能性が高まってしまいます。

ブルーライトによる生活リズムの乱れは他にも「高血圧」や「心筋梗塞」のリスクを高めるとされています。

●失明の可能性をたかめる

ブルーライトは、私たちの目でみえる光の中で一番強力な光でずっと見ていることは、目にとって大きな負担になります。
そして、ブルーライトを目に浴び続けると「加齢黄斑変性」という目の病気になる恐れがあるとされています。

「黄斑」とは、私たちの目の奥にある「網膜」の中心ある部分のことで私たちの視力を良い状態にたもったり、色の識別を行っています。

ブルーライトを目に浴び続け、「黄斑」が正常に働かなくなると、

視力が低下してしまったり

見ようとしているところがみえなくなったりと

日常の生活に支障をきたすような症状がでてきてしまいます。最悪の場合、「失明」してしまうこともあります。

加齢黄斑変性の自覚症状として以下のようなものがあります。

・視野の中心部分が暗くみえる
・物がぼんやり見える
・物がゆがんで見える
・視力が低下する

以上のような自覚症状がございましたら
専門機関にご相談されることをおすすめします。

(執筆:Koh, 監修:臨床心理士 鏡元)

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