ココポイント
- 自分は幸せだと感じるために、条件があるかないか
- 自身の評価を、自分自身でするか他者にされるか
- 否定や批判をうけても、自信をもち続けられるかどうか
「自尊心」と「自己愛」って同じ意味じゃないの?と思われる方も多いのではないでしょうか。
実は、「自尊心」と「自己愛」は似ているようで大きく違うんです。
今回は、その違いをご紹介させていただきます。
自分は幸せだと感じるために、条件があるかないか
自尊心のある人と自己愛ある人では、「幸せ」の感じ方に違いがあります.
自己愛のある人は、「昇進したら幸せになれる」「年収800万あったら幸せになれる」「かわいくなったら幸せになれる」など
◯◯であれば幸せと「条件付き」である傾向があるんです。
一方、自尊心のある人は、「自分は幸せだ」と条件をつけず自分を肯定する傾向にあります。
自分にはイイところもあればダメなところもある、得意なこともあれば苦手なこともあることを認めて
「自分そのもの」を肯定することができるんです。
このように、自尊心をもっている人はどのような状況でも幸せを感じやすい傾向にあると考えられます。
◯◯であれば幸せだと、条件つきで幸せをとらえてしまうと、
逆に、◯◯な状態じゃないと幸せを感じられなくなってしまうかもしれません。
自身の評価を、自分自身でするか他者にされるか
自尊心のある人と自己愛のある人では、「自分への評価」の仕方に違いがあります。
自尊心のある人は、「◯◯さんにはまだまだだと言われたけど、自分なりにはうまくできた、よしとしよう」
「◯◯さんは褒めてくれたけど、自分なりにはダメだった、次はああしよう」など、自分への評価を自分でする傾向があります。
一方、自己愛のある人は、「◯◯さんに自分はダメだと言われちゃった、もっと頑張らなくちゃ」「◯◯さんに褒めてもらえた、よかったあ」と
誰かからの評価によって自分自身の評価をきめる傾向にあるようです。
否定や批判をうけても、自信をもちつづけられるかられないか
自尊心のある人と自己愛のある人では、「自信」の持ち方に違いがあります。
先にも述べたように、自尊心のある人は自分の評価を自分でしているため
誰かから否定や批判をうけても、落ち込みはするものの、「自分を信じること」をし続けることができます。
一方、自己愛のある人は「自信」が「周りからどう評価されるか」ということに影響されやすく、
周りから良い評価を得ることができないと、「自信」をなくしてしまう可能性があるんです。
最後に
自尊心のある人と自己愛のある人の違いは
・自分は幸せだと感じるために、条件があるかないか
・自身の評価を、自分自身でするか他者にされるか
・否定や批判をうけても、自信をもち続けられるかどうか
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