自己嫌悪をやめて自信を持つための3つの方法

ココポイント

  • 「理想の自分」と「現実の自分」の違いを書き出そう
  • 「完璧にできないこと」はあって当然と思ってしまおう
  • 「理想の自分」とではなく「昨日の自分」と「今の自分」を比べよう

「理想の自分」と「現実の自分」の違いを書き出そう

理想の自分」と「現実の自分」の違いを書くことで、自分には何が足りていて何が足りていないのか客観的にみることができるようになるんです。
書き出すことによって、「理想に近づきたいけど、何をしていいのかわからない」という状態から抜け出すことができるかもしれません。
次に、書き出した「理想と現実の違い」をなくすには何をすればいいのか一つ一つ考えてみましょう。

例えば、
職場の人から好かれているかいないか → 好印象をもってもらうために、しっかり笑顔で挨拶するようにする

自分の理想に近づくため何をすればいいのかが明確になるだけでも、「なんか、できる気がする!」と自信が湧いてくるかもしれません。

そして、最後に実行するときに大切なのは、「書き出した項目のなかで、すぐできることから一つ一つやっていくこと」です。
書き出したものの中には、今すぐできそうにないものもあるかもしれません。そんな時には焦らず、一番簡単そうなものから一つ一つ達成していくことが大切です。

「完璧にできないこと」はあって当然と思ってしまおう

完璧を求めるという、高い目標をもつことは大変素晴らしいことだと思います。
しかし、完璧にこだわりすぎてしまうと、完璧にできたときだけしか自分自身を認めてあげれなくなるといった状況に陥ってしまうことがあります。

自分自身を認めてあげず、責め続けてしまうと、次に何か行動する元気がどんどんなくなっていってしまいます。大切なことは、完璧でない自分も認めてあげるようにすることなんです。

具体的には、
100%完璧なものと追求しながらも、「70%まで達成できれば、とりあえずはよしとしよう」と
自分を認めてあげれる条件に幅をもたせてあげることがよいかもしれません。

「理想の自分」とではなく「昨日の自分」と「今の自分」を比べよう

「理想の自分」が高ければ高いだけ、「今の自分」から「理想の自分」までの道のりは長く遠いものになります。そして、とてもとても長い道のりだと、近づいているのかいないのか分からなくなってしまいがちになるんです。
大切なことは、少しずつであっても「自分の理想」に近づいているという実感をもてるようにすることなんです。

そのためには、「理想の自分」と「今の自分」を比べるのではなく
「昨日の自分」と「今の自分」を比べてみましょう
例えば
・昨日より人に対して優しくできたかな
・昨日より笑顔は多かったかな
・昨日より少しでも頑張れたかな

昨日よりうまくいかないこともあると思います。
それでも大丈夫です。
昨日より今日、失敗したら成功にするために何ができるか考えてみましょう。
そうして繰り返しながら1ヶ月過ごすだけでも、良い方向に前進している自分に気づけるかもしれません。

「理想の自分」まではどれだけ遠い道のりであっても、一歩一歩ずつ近づいている実感を持つことがもてれば
毎日が楽しくなるかもしれませんね。

(執筆:Koh, 監修:臨床心理士 鏡元)

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