副交感神経の仕組みを知り、幸せな気持ちを取り戻そう!

副交感神経の仕組みを知り、幸せな気持ちを取り戻そう!

ココポイント

・副交感神経は、ゆったりした気分やリラックスした状態をつくりだす神経
・副交感神経を働かせれば、疲れやストレスを解消できる
・副交感神経を働かせすぎると、何もやる気がでなくなる

副交感神経とは

副交感神経とは、ゆったりした気分やリラックスした状態をつくりだす神経になります。
副交感神経が働くのは以下のような時になります。

・休息している時
・体を回復する時
・リラックスしている時

副交感神経が働くとどうなるの

副交感神経が働いている時には、「アセチルコリン」という脳内物質が分泌されています。

「アセチルコリン」が分泌される、血管が広がり、心臓の動きもゆっくりになってリラックスした状態になります。

このことによって、以下のような効果が期待できます。

・身体の疲れを解消する
・ストレスを解消する
・質の高い睡眠を取れる状態になる

逆に、「アセチルコリン」が不足したり、副交感神経をうまく働かせることができないと、以下のような症状がでてきます。

・眠れなくなる(不眠)
・ストレスがたまり、イライラした状態が続く
・寝ても疲れが取れない

副交感神経を働かせすぎることが無気力の原因となる

副交感神経は、リラックスしている時や休んでいる時に活性化します。

副交感神経がしっかりはたらくことによって、1日の疲れを解消し、また新しい朝を元気よく迎えることができるんです。

しかし、副交感神経を働かせすぎると、逆に「体を動かすことがめんどくさい」「何もする気がおきない」というようなことがおきてしまいます。

副交感神経だけでなく、交感神経でも同じことがいえます。「働かせ過ぎはよくなくて、バランスが大事」ということですね。

副交感神経を働かせすぎないために

副交感神経を働かせすぎないためには、10分程度でもよいので体を動かして、刺激(ストレス)を与えてあげることです。

いきなり激しい運動などしてしまうと、過度なストレスを与えてしまうことになりますので、無理をする必要はありません。

運動や何か集中できる趣味をやるなどして、徐々にストレスをかけていってあげることがやる気や意欲を引き出していくことになります。

(執筆:Koh, 監修:臨床心理士 鏡元)

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