本当にうつ病なのかな?病院に行く前にチェックしておきたい3つのこと

本当にうつ病なのかな?病院に行く前にチェックしておきたい3つのこと

気分が落ち込む、なんにも意欲がわかないとの症状で「自分はうつ病なんじゃないか」と心配になるかもしれません。

しかし、生活習慣のみだれによって一時的に気分・意欲の落ち込みになっている場合もあります。

まずは自分でできる健康状態チェックをしてみましょう。

寝不足になっていない?

仕事が忙しかったりして、睡眠不足になっていませんか?

睡眠は体の疲れをとるだけではなく、精神的な疲れをとってくれます。

日常的に睡眠不足になってしまうと、心を身体の疲れがだんだんと溜まっていってしまいます。

気分が落ち込む、意欲がわいてこないというのは、心身に疲れがたまってますよというサインかもしれません。

少し具体的に説明させていただきますと睡眠不足は精神のバランスをとってくれる脳内物質「セロトニン」の不足を招いてしまいます。

セロトニンが不足していると「イライラ」「不安」「意欲低下」といった症状が出てきてしまいます。

しっかりと睡眠をとり、心と身体にたまった疲れをとってあげましょう。

運動はしている?

運動不足が続くと、先にもご紹介した「セロトニン」が不足した状態になってしまいます。

加えて、適度な運動をしないと身体に疲れがたまりやすくなってしまうんです。

運動するほうが疲れてしまうじゃないかと思われるかもしれないですが、実は逆なんです。

体の疲れをとるには、適度に体にストレスを与えてあげることが効果的なんです。

他にも、運動によって筋肉がほぐれたり、血流がよくなることで疲労回復が期待できるんです。

何時間もとってスポーツをする必要はありません。

20分から30分程度、無理なく心地よいペースでウォーキングやランニングをしてみてください。

ウォーキングやランニングのようなリズムのある運動には脳内で「セロトニン」を増やす効果もあります。

食事習慣はどう?

最後に、ファストフードやコンビニ食によって栄養バランスがかたよっていませんか。

栄養バランスがかたよってしまい、体の疲れだけでなく、精神の疲労回復に必要な栄養が十分にとれていないことがあります。

特に不足しがちなのが、ビタミンタンパク質です。

この二つが不足すると、「セロトニン」を十分に作り出せなくなってしまうんです。

偏った栄養バランスは、体の健康だけでなく心の健康にも影響します。

規則正しく、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

以上のように、睡眠不足運動不足食生活の偏りによって気分や意欲の低下が起きることがあります。

「うつかもしれない」と思ってしまうと、余計落ち込んでしまうものです。

単純に生活習慣のみだれが原因かもしれません。

ちょっと最近落ち込みぎみだなっと思われる方は、以上の3つの点で健康状態をチェックしてみてください。

(執筆:Koh, 監修:臨床心理士チャマ)

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