うつ気分が続くのはダイエットのせいかも

ココポイント

  • ダイエット中でもお肉や魚をしっかり食べて、タンパク質をとることが大切
  • コレステロールも取った方が良い
  • 栄養バランスが何よりも大切

「やせるまでは、甘いものも、お酒も封印!」

「食事を制限して、ダイエット食品を食べよう!」

そんなダイエットは逆効果かもしれないってご存知でしたでしょうか?
そんなダイエットが脳の健康を悪くしてるかもしれないってことも、、、

私たちの脳が、「私たちは飢えた状態にある!」と勘違いしてしまい
代謝を落として、逆に痩せにくい体になってしまうことも、、、

食事制限をするダイエットでは、脳に十分な栄養がいかないで「イライラ」や「モヤモヤ」、はたまたうつ病になってしまう可能性もあります。

栄養バランスは、体重を減らすためにも、脳の健康を保つためにも大切なことです。

今回は、食事制限などのダイエットがどのように脳に影響を与えてしまうのかみてみましょう。

タンパク質不足はあなたをイライラさせる

お肉や赤身魚などに多く含まれるタンパク質。
ダイエット中には、野菜だけを食べるなど、タンパク質をとらないようにする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

タンパク質には体に必要なアミノ酸がたくさん含まれています。
その中でも、私たちの精神の健康に深く関わる「トリプトファン」を今回取り上げましょう。

「トリプトファン」というアミノ酸は、私たちの脳内で「セロトニン」という幸せホルモンの原料となります。
「セロトニン」という物質は、精神のバランスを整える作用があり、
不足すると暴力的になってしまったり、うつ病になってしまうこともあります。

もし、あなたがダイエット中で、「イライラ」や「なんだかやる気がでない、、、」なんてことをお感じなら、もしかしたら必須アミノ酸の「トリプトファン」が足りていないのかもしれません。

コレステロールはとらなすぎてもダメ

コレステロールの高いトンカツやてんぷらなど、ダイエット中の方には天敵のように思われるかもしれまん。

コレステロールのとりすぎは良くないものの、実はとらなすぎるのも良くないです。

コレステロール不足は、女性ホルモンである「エストロゲン」不足を招いてしまいます。
女性ホルモンの分泌量が減ると、これまた「セロトニン」が分泌されづらくなりってしまいます。

女性の40代・50代に多い更年期障害も、女性ホルモンの減少から幸せホルモン(セロトニン)の減少につながり、イライラしやすくなってしまうとも考えられているのです。

ダイエット中も栄養バランスが第一

食事制限によって、栄養バランスがくずれてしまうと
セロトニン」不足から精神状態が悪くなってしまうことがあります。

食事制限によるダイエットは、代謝を悪くしてしまう可能性もありす。
ちなみに、お肉などに含まれるタンパク質をとることは、体の代謝アップや、筋肉が増えてスムーズな脂肪燃焼につながります。

なにをするにも、栄養バランスが大切です。
体や脳の健康にも気をつけながら、ダイエットを頑張りましょう。

(執筆:Koh,監修:臨床心理士チャマ)

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