「目標をコロコロ変える」ことがモチベーションを高める理由

「目標をコロコロ変える」ことがモチベーションを高める理由

やりたいことが芽生え目標を設定しても、なかなか達成ができない……、気持ちが続かず途中であきらめてしまう……という状態を繰り返している人に、今までとはまったく違うやり方をおすすめします。

それは「目標をコロコロ変える」というもの! なんだか不真面目に感じられるこの方法に、なぜ効果があるのでしょうか?

大きな目標を意識し続けるつらさ

モチベーション維持のため、「目標は大きく持つべき!」と語られることは少なくないですし、大きな目標のおかげで達成できることも実際にたくさんあります。

しかし、大きな目標を常に意識していくには相当の精神力が必要となります。例えば「世界一になる!」と目標を設定し、明日叶う可能性は非常に低いはず。

目標達成までにどれほどの時間を要するのでしょうか。一年、五年、十年……その年月、常に意識するのは簡単でないため、どこかで気が緩み目標も遠ざかってしまうかもしれません。

目標はとにかく「細かく」設定すること!

先述の「世界一になる!」という目標は、あくまで「最後の目標」にすぎません。まずは「日本一になる!」を目標にする必要がありますし、それも難しい場合には「県内一!」「地域一!」と自分のスキルに合わせて細かな目標を再設定する必要があります。

小さな目標が達成できたら、次の目標へ、さらにその次へ……と確実に歩を進めていくことこそ、「世界一」という大きな目標に手を伸ばすために無視できないステップなのです。

さらに上級者向け!?「分刻みの目標」がモチベーションアップにつながる!

忙しい人のぎっしり詰まった予定をあらわす言葉として「分刻みのスケジュール」などの言葉を耳にすることはあります。同じように「分刻みの目標」を立ててみるのも手! 「●分までにこれを行う」「●分になったときにはここまで終わっているように進めていく」などの、さらに細かい目標を設定するのです。

人によっては細かくたくさんある目標にがんじがらめになり、パニックを起こしてしまうかもしれませんが、ゲーム感覚で物事に取り組むことが好きな人にはおすすめしたいやり方です。楽しみながら小さなノルマや任務を達成していくうちに、いつの間にか大きな目標にも辿りついていた!という棚からぼたもちもありえるかも。

おわりに

絶対に達成したい目標を掲げるということは、モチベーションを維持する上でとても重要なこと。しかし、その目標に縛られすぎないよう、ある程度ゆるくしておくのもまた大切です。柔軟な対応こそが作業効率を良くしていくポイント!

(執筆:朔ひづめ)

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