みなさんには好きな歴史的人物はいらっしゃいますか?
歴史的な人物といっても様々な方々がいらっしゃいます。
坂本龍馬や西郷隆盛
松下幸之助、シェイクスピアやチャーリー・チャップリン
ウォルト・ディズニーやカーネギー
エジソンやアインシュタイン
今までの歴史に大きな影響を与えてきた偉人たち。
そんな彼らから学べるものがたくさんあるのではないでしょうか。
偉人たちの人生や価値観を知ることで、私たちの人生がより豊かにする方法がみつかるかもしれません。
温故知新
過去の人物や出来事から学び、新たな自分を発見しましょう。
今回、取り上げるのは、幸福や人生そのものについて書かれた、アランの「幸福論」。
読んだ人を幸せにしてくれるともいわれる「幸福論」。
どんなことが書かれているのか見ていきましょう。
●アランという人物
アランの本名は、エミール=オーギュスト・シャルティエ。
フランスに生まれ、大学では哲学を学び、卒業後は高校の教師として哲学を教えていました。
アランは、高校の教師としてだけでなく、政治活動や講演活動にも参加しておりました。
哲学をベースに、一生を通して、人の幸福や人生そのものを研究していたのが、このアランという人物です。
●学び:幸せは自分でつくるもの
『幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ』
「幸福は降ってくるものでも、 与えられるものでもない。 自分でつくるものなんだ。」
「『自分の上機嫌』を徹底して鍛えておけば、心は常に強くしなやかになる」
とても深い言葉ですよね。
これらの言葉から、感情に行動をコントロールされるのではなく、自分たちの行動で感情をコントロールすることの大切さを知ることができるでしょう。
残念ながら、私たちの体に、悲しみスイッチ・喜びスイッチ・やる気スイッチなどはついていません。
意識的に私たちが感情を直接コントロールすることはできないのです。
しかし、私たちは行動を変えることで、感情を間接的にコントロールすることはできるのだと
アランは教えてくれます。
たとえば、落ち込んでいるときに思いっきり歌を歌って悲しみをふっとばす!なんてことご経験あるのではないでしょうか。
落ち込んでいるときに、一人寂しく引きこもっていたら、より落ち込んでしまいますよね
同じ状態でも、どんな行動をするかで、私たちの気分は変わります。
自分が元気がでるときはどんな時でしょう。
幸せを感じれるときはどんな時でしょう
逆に落ち込んでしまうときはどんな時でしょう。
こんなことを、自分に問いかけて、自分の感情をコントロールする方法を見つけることはとても大切なことです。
元気がでる、幸せを感じられる行動は
ヘビーメタル系の歌を歌うことかもしれません
公園で大の字で寝ることかもしれません
バラエティ番組をみて笑い転げることかもしれません
みなさん、それぞれがそれぞれの方法があるでしょう。
辛い時、苦しい時、悲しい時、そんな時こそ、アランの言葉を思い出してみてください。
「幸福は降ってくるものでも、 与えられるものでもない。 自分でつくるものなんだ。」
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