オードリー・ヘップバーンの言葉から学ぶ「魅力的な人になる方法」

オードリー・ヘップバーンの言葉から学ぶ「魅力的な人になる方法」

●オードリー・ヘップバーンの人生

多くの女性の憧れで、日本でも有名だったイギリス人女優オードリー・ヘップバーンは今から22年前に63歳でお亡くなりになられました。妖精のような風貌と、お茶目で上品な雰囲気で、日本でも有名な女優です。

「ローマの休日」や「ティファニーで朝食を」さらに「マイ・フェア・レディ」など、女性の心をくすぐる、お洒落で可愛らしい映画に数多く主演しました。

幼い時に第二次世界大戦下のオランダに住んでいたこともあり、平和への思いが強かったオードリー・ヘップバーンは、後半生を女優業からほぼ退き、国際連合児童基金の運動へ参加することに捧げました。こうした活動が評価され、1993年にアメリカ大統領から、大統領自由勲章受勲を授与されました。しかし、その1ヶ月後に病没されています。

彼女の残した数多くの、愛にあふれるチャーミングな言葉は、現代にも通用するものばかりです。

●人生は楽しむもの

「何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。」

人生を楽しむことの大切さをサラッと話すオードリー・ヘップバーンですが、彼女は戦争によって辛い経験を数多く体験されています。苦難に打ち勝った上での言葉と思うと、この言葉の重みを感じます。

人生を楽しみ、幸せを感じることの素晴らしさを一番欲していたのは、幼いころのオードリー・ヘップバーン自身だったのだのかもしれません。

どんな状況下にいても、苦難の中にいても、与えられた環境の中で楽しい事見つけて、幸せを感じらることはとても素敵ですね。

●思いやりと助け合い

「年をとると、人は自分に二つの手があることに気づきます。ひとつは自分を助ける手。そして、もうひとつは他人を助ける手。」

晩年は、芸能活動にさく時間を少なくしていった、オードリー・ヘップバーンでした。後半生を国際連合児童基金、ユニセフの活動に捧げたのです。

若い頃は自分の人生だけを一生懸命に生きていきます。それはそれで必要なことだと思います。しかし、年を重ねるごとに、誰かの助けが必要になることもあります。また助けの手を差し伸べる機会も増えて来るのです。

こうした思いやりと助けあいの精神は、とても美しい人間愛だといえるかもしれません。いつも、もうひとつの手を他人を助けることに使えたら、きっと世の中は幸せに満ち溢れるのではないでしょうか。

●魅力ある人物になるためには

「魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること。」

この言葉には、オードリー・ヘップバーンのような、可愛らしい女性になるための秘訣が詰まっているように思えます。

優しい言葉を紡げば、その唇はいつまでも初々しく、人々を魅了し、人々の素晴らしさをいつも発見するようにしていたら、愛らしい瞳で澄んだまなざしを周囲に向けることができるかもしれません。

オードリー・ヘップバーンが言うと説得力がありますね。魅力的な人物になるための方法をこの言葉から学べるかもしれません。人間の心の中のすべてが、言葉や表情などに現れてとも言います。心を磨いてオードリー・ヘップバーンのような人になりたいですね。

(執筆:ももそ)

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