脳性麻痺で社会福祉士の私がココオルと関わってみて

脳性麻痺で社会福祉士の私がココオルと関わってみて

こうちゃん

出典:こうちゃん「こうちゃんの社会福祉士登録証」

 

私は、最近、ココオルメンバーとして、微力であるが、関わりはじめた。

それは、私が脳性麻痺の社会福祉士として、何かできることないだろうかとネットで探していたところこの「ココオル」のサイトを見つけたからである。

しかも仲間募集と書いてあり、病気や障害があっても構わないということだった。

そこで代表の丸田さんに連絡を取って、いろいろ話をしたうえで、メンバーとして、関わらせてもらっている。

出典:こうちゃん「こうちゃんがキーボードを打つ様子」

 

少し個人的な事を話させてもらう。

私は脳性麻痺といってもかなり重度であり、日常生活のほとんどに介助が必要なため就職も難しい。

脳性麻痺について簡単にいえば、胎児期から生後28日目までに何らかの原因で脳に障害を負うもののうち、主に運動機能が後遺症となるものである。

手足などこわばる痙直型、自分の意志に反して不随意運動などが起こるアテトーゼ型、バランスが取りづらい失調型など、タイプは大きくわけて3つである。

私は、痙直型とアテトーゼ型を混合したタイプで、知的障害やてんかんなどを合併する場合もある。

障害の状態も私のように四肢麻痺の方もいれば、片麻痺の方もいて、発語すら難しい場合も存在する。

 

そのため普段は、福祉サービスの就労継続支援B型事業所、いわゆる作業所に通所をしている。

幸いにも、その作業所は、困ったことがあれば何でも相談したら、聞いてくださるのでよい環境だ。

しかし、もし聞いてくれない場合は、障害者の福祉サービスなどの調整役の相談支援専門員などに相談するだろう。

だが、それで解決しづらい場合も出てくるだろう。

出典:こうちゃん「思いと想いこころの交差点」

 

その時、どうすればよいのだろうか。そんなときココオルのような場所があることは大変素晴らしいと思う。

ココオルは恋の悩みからトラブルの相談まで、何でもアドバイスを受けることができる。

ココオルでは、私のような引きこもりの方でも気軽に相談できること、また、専門家のアドバイスを受けることも可能である。

出典:こうちゃん「歩む 前へ」

 

しかし、虐待や自殺、あるいは病気の問題については、アドバイスだけで解決できる容易な問題ではないと思う。

場合によっては病院や警察、児童相談所といった専門機関と連携しなければならないだろうし、どうすればいいだろうかと考えてしまう。

そういった問題も、ココオルの発展や私が成長するうえで大事なポイントである。

いずれにせよ、困ったとき気軽に相談でき、誰もが生きやすい世の中をつくるために私も微力ながら関わっていきたい。

 

脳性麻痺のお悩みはココオルで相談しましょう!

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