お名前:ここな
年齢:20代
性別:女性
症状名:うつ病
自分を自分で追い込んでしまっていた
自分は誰にも必要とされていないし、誰にも愛されていないと思っていました。
自分自身でも自分が大嫌いでした。
そのため常に人の顔色をうかがっては気を揉み、少し相手の機嫌が良くなさそうだったりそっけなく感じると自分が悪いんだと責め続けていました。
仕事上でも完璧に仕事をこなさないと気が済まず、誰に責められたわけでも怒られたわけでもないのに「自分はまだまだだ」「こんなんじゃだめだ」と自分で自分を追い込んでしまっていたので身体的にも精神的にも限界になってしまったのだと思います。
また人に嫌われたくないという思いから、悩みを打ち明けることができず抱え込んでしまっていました。
そんな理由から、私はうつ病になってしましました。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});すべてが億劫に感じる日々
ひどい無気力感と倦怠感があり、仕事や外出の予定はもちろん日常生活にかかわるすべての行動が億劫になってしまっていました。
夜中や早朝に目が覚めてしまったり、悪夢を見ることで深い睡眠がとれませんでした。
笑ったり楽しいと感じることができなくなり、何をしていても憂鬱でした。
そのため人と会うのが辛く、連絡をもらっても返すことさえできないでいました。
将来への不安や孤独感に襲われ、毎日部屋にこもって泣いていました。
自分は一人ではない
休職したことをきっかけに家族と顔を合わせる時間が増え、少しずつ自分の悩みや不安、考えていることを話すことができるようになったのが大きいと思います。
自分が一人ではないと思えるようになりました。
母が私が幼少期の時のアルバムやビデオを見せてくれ、自分はこんなに愛されていたんだと実感することができ、心が癒されました。
また休職したことでゆっくりと自分の考え方や思考のクセを見つめる時間を作れたことでネガティブ思考に気付き、修正することができるようになったのも回復するきっかけだと思います。
このままの私でいいんだ
今でもネガティブ思考に陥ってしまうことがありますが、そのまま悲しい気持ちに浸ったままではなく他の視点から物事を見る事はできないだろうかと客観視することができるようになりました。
自分を許すこと、たまには少し息抜きすることができるようになったので以前に比べて良い意味で力を抜いて仕事をすることができています。
また家族という存在の大きさに気付いたことで少し自信を持てたので、このままの私でいいんだと思うことができました。
人との付き合いも無理なくマイペースにできていると思います。
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