ココポイント
- 愚痴をこぼすことは、ストレス発散や相手に対しての信用を示すことになる
- 愚痴を言い過ぎれば、周りにストレスをあたえたり、不平不満をよくいう人とレッテルをはられてしまう
- 愚痴を言う時に大切なことは、「一度にいっきに吐き出すこと」「共感してくれる相手を選ぶこと」
愚痴を言うのをやめよう!
「そんな風に思っても、我慢しすぎてイライラしちゃう。」
「言わないほうがいいのはわかってるけど、ついつい言ってしまう、、、」
「言った後に、愚痴をこぼす自分が嫌になる、、、」
愚痴をいうことはあまり良くないことのようにいわれていますが、本当にそうなのでしょうか?
愚痴をこぼしたほうがいい場合はないのでしょうか? 愚痴のいいところ、悪いところを考えてみましょう。
そもそも愚痴ってなんだろう?
国語辞書によると
愚痴とは”言っても仕方のないことを言って嘆くこと”だそうです。
「昨日、上司にこんなこと言われてさあ、、、」
「旦那が家事を手伝ってくれないんだよねえ、、、」
「あの時もっとああしておけばよかった、、、」 などなど 変えたい過去や、他者の行動にイライラしちゃうことくらいありますよね。そんな時、皆さんはどうしていますか?
こんな場合、自分の感情は押し込めたほうがよいのでしょうか。それとも吐き出してしまったほうがよいのでしょうか。
難しいところですよね。
愚痴のいいところ
- 自分一人で抱え込まずに済む
愚痴をこぼすことは、不快な気持ちを吐き出すことになり、ストレス解消になるでしょう。
共感して聞いてくれる相手がいれば、心の負担も軽くなるでしょう。
誰にも何も言わずひとりで悩み続けるより精神的にもよいことかもしれません。 - 愚痴をこぼすことは、相手に信用を示すことになる
愚痴をこぼすというのは、それだけ相手を信用しているとも考えられます。
愚痴をこぼしてくれたことで、相手は信用してもらえてると感じ、」お互いに関係を深まることもあります。
愚痴のわるいところ
- 不平不満を言うのは、周囲にストレスを拡散してしまう
相手にとって理解できない愚痴をいうと、相手にとってストレスになってしまいます。
状況理解して、愚痴を共感しあえる相手を選びましょう。 - 時間が経つにつれ、「愚痴をよくいう人」とレッテルを貼られてしまう
愚痴を言い続ければ、不平不満をよくいう人と
周りからネガティブな評価をうけてしまうでしょう。
ずっと不平不満をいうのではなく、ここぞというときを見計らって
一度に吐き出してしまいましょう。
相手を選んで、時には愚痴を いつでも愚痴を言うのはよくないですが、
愚痴も言わず、ずっとストレスをため続けることもよくありません。
そこで、愚痴を理解・共感してくれる相手を選び、
愚痴をこぼすのは時々ということを意識して、適度に愚痴を言うことが大切です。
せっかく愚痴を聞いてくれる人も同じ愚痴を何度も聞かされてしまえば、 ストレスを感じてしまいます。 自分と相手のストレスの具合をみて、「愚痴」を有効活用してみましょう。
ココオルにもぜひお気軽に愚痴をこぼしてくださいね。
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