みんなについていけない…なんてなりたくない!モチベーション維持の4つのコツ

みんなについていけない…なんてなりたくない!モチベーション維持の4つのコツ

仕事や学業でも、何人かでチームを組み作業するきっかけはあるもの。チームで何かをする利点は、ひとりでは抱えきれない問題も分担できることや、困ったことがあれば仲間に気軽に相談できることなどたくさんあります。

一方でつらいのは「自分ひとりの行いが周囲に迷惑をかけてしまう」という危険性が常にはらんでいること。こうした緊張感がプレッシャーへ変わってしまうと、なにをするにも二の足を踏んでしまいがち。特にチームにおいて起こりがちなトラブルは「周りのやる気、熱意についていけなくなってきた……」からはじまり、自分の自信のなさや「迷惑をかけてしまうのでは」という不安が周囲に伝わってしまうなどのすれ違いから起こるもの。

そんなすれ違いを引き起こさないためにも、途中で気持ちが折れてしまったり、投げ出したりしないためのコツをご紹介。

◆はじめに目指しているものを決め、作業中何度も確認する

まず、チームでひとつの具体的な目標を定めます。それは人物であっても、言葉であっても物であってもかまいません。目標が決まったら、あなたはそれをいつでも確認できる環境を作りましょう。

言葉にして手帳に書き留める、具体例の写真があればスマホに保存するなどして「ふとしたときに目にする」きっかけをたくさん作っておきます。もし途中でなんとなく気持ちが落ち込んでしまうようなことがあっても、はじめの頃に定めた目標をふとしたときたまたま目にすることが多ければ多いほど、新鮮な気持ちを取り戻しやすくなります。

◆調子が出てきたときの状態を誰かに見ていてもらう

実際に作業にとりかかっていて「おっ、今日は調子がいいな」と思える瞬間が少しでもあったら、誰かに声をかけその状態を見ていてもらいましょう。とは言え「作業をしているところを見ていて!」とは言いづらいので、チーム内の誰かと同じ空間で作業を共有することでもかまいません。

その相手は、もしあなたがやる気や自信を失ってしまったときに大切な証人となります。良い状態のときどういった手順で進めていた?どんなことを考え、なんと言っていた?などを見ていてくれる人がいれば、モチベーションが低下したときに、調子を取り戻す橋渡し的存在になってくれるでしょう。

◆憧れの人に会う

目標を定めることに似ているかもしれませんが、あなたは周りに尊敬できる憧れの人がいますか?

もしくは「憧れの人、と言ってしまうと大袈裟すぎるけれど、この人の仕事の仕方は自分にはできないし、見習わないとなあ」というような気持ちを抱く相手はいますか?

今、近くにいる人でなくてもかつての恩師や先輩等でもかまいません。この人の考え方はすごいな、尊敬できるな、という人を見つけ、機会があるならその人に実際に会いましょう。モチベーションが低下しているときに憧れの人の考え方ややり方を目の当たりにすることで、大きなヒントを見出したり活力につながっていくはず。

◆ライバルを見つける

尊敬できる憧れの対象を見つけたら、今度は逆に争いたくなる、または反発したくなる人物を探し出しましょう。

「この人には絶対に勝ちたい!」「この人にすごいと言わせたい!」という気持ちは、憧れの気持ちと同じように、むしろ人によってはそれ以上に強い動機になります。公言してしまうと立場が厳しくなる可能性もあるので、あくまで心の中に留めながらも絶対に負けたくないと意識する相手を作ることで、結果的に互いに高め合う関係となっていくでしょう。また、あえて手の届かない相手にライバル意識を燃やすことで大きく飛躍するなんてこともあるかもしれません。

以上の4点をあらかじめ意識しておくことにより、モチベーションが低下してしまわないよう、また仮に落ち込んでしまってもすぐ取り戻せるように心がけ、初志貫徹の気持ちを胸におさめておきましょう。

つらいことが多いほど、チーム一丸となってひとつの問題を片付けたときの喜びはさらに大きくなるはずです!

(執筆:朔ひづめ)

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