みなさんは、医療ソーシャルワーカーという言葉を聞いたことはあるでしょうか。
医療ソーシャルワーカーとは、病院や保健所などの施設で働いていて、患者さんが安心して療養に集中して、1日でも早く社会復帰ができるように支援する専門家です。
社会福祉の観点から、患者さんとそのご家族の経済的・心理的・社会的な自立がスムーズにできるように支援することが、医療ソーシャルワーカーの目的になります。
例えば・・・
■やっと退院できる、、、だけどこんなに高額になった治療費はどうやって支払っていけばいいの、、、
■病気で入院になってしまったけれど、こんなに仕事を休んしまった、、戻れるのだろうか、、、
■入院することになったけど、子どもはどうしよう。頼れる人は近くにいないし、、、
などなど、病気や事故によって、いままで平穏だった生活のバランスが崩れてしまい、色々な問題が出てくることがあります。
生活環境が変わってしまったとしても、患者さんやそのご家族が快適に過ごせるよう、医療ソーシャルワーカーの方々が支援するのです。
具体的な相談内容は以下のものが多いようです
・退院支援
・受診や治療を受けるための支援
・心理的な問題
・経済的な問題
・社会的な問題 など
医療ソーシャルワーカーのお仕事は、患者さんの生活課題の支援ということもあり、その相談内容は幅広く、多岐にわたるようです。
ソーシャルワーカーというお仕事は、医療ソーシャルワーカーの他に、「精神科ソーシャルワーカー」や「スクールソーシャルワーカー」など、様々な働き方があります。
それぞれの業務内容は異なっていますが、”患者さんの相談に乗り、より良い生活、自立へのサポートをする”という基本的なスタンスはどのようなソーシャルワーカーであっても変わりありません。
何か、お困りのことがあれば、相談にのってくれるソーシャルワーカーを探してみるのも良いかもしれませんね。
ココオルのスタッフにもソーシャルワーカー、医療ソーシャルワーカーと呼ばれる方もいらっしゃいます。
どこに相談していいかわからない、相談してもどうすればいいかわからなくて困っているなどという状況でしたら、ぜひお気軽にココオルにまでご相談ください。
(臨床心理士:チャマ)