ここが違う!毒親と良い親の3つの違い

毒親

愛情の与え方

毒親と良い親の大きな違いとして「愛情の与え方」が異なります。
良い親の場合、子供に愛情をあたえることに、「〜だったら」といった条件はつきません。
無償の愛といったものかもしれません。
しかし、毒親の場合は、「条件付きの愛情」である傾向が強いようです。
愛情は、子どもが親を喜ばせることをした時にだけ与える。
親にとって気に入らないことをすれば子どもに愛情は与えない。
たとえば、
「あなたは勉強ができるから、愛しているよ」と
「勉強ができる」という条件が満たされているから愛してもらえてることになります。

「勉強ができる」こと褒めて自信を持たせることは良いことだと思いますが、
「条件付きの愛」では、子どもにストレスを与えてしまいかねません。

「勉強ができない」状態になれば、親から愛してもらえないため、「勉強しなくちゃ勉強しなくちゃ!」と、子どもが過度にプレッシャーを
感じてしまうようになります。

「どんなあなたでも私たちの大切な子ども」
「ありのままのあなたでいいんだよ」と、子どもの良いところ、悪いところ、得手不得手
全てをひっくるめて愛することが「良い親」だと言えます。

子どもの人間性の尊重

愛情の与え方とも関連しますが、子どもの人間性の尊重の仕方にも違いがあります。
毒親の場合、子どもを自分の思うようにコントロールしたいと思う傾向が強く、子どもを自分の「所有物」だと自覚しているかどうかはさておき、そういう傾向はあります。

子どもは一人の人間として尊重しようとする「良い親」に対し、毒親の場合は、自分を満足させてくれるような子どもに作り上げようとする傾向があります。

子どもは親の所有物だと考えてしまっていると、親の命令は子どもにとって絶対となってしまい、子どもが自分一人で意思決定し、成長していく機会を奪ってしまうことになります。

親が親としての考えや価値観を子どもに伝えるということは大切ですが
子どもが自分で何を考えているのか、何に興味関心をもっているのか
子どもの個性を尊重してあげることがより大切なのかもしれません。

社会との結びつき

最後に、毒親と良い親の違いとして「社会との結びつき」が考えられます。
良い親は、「人とのつながり」を大切にし、
他人や社会との関係がどのようになっているのか幅広い見方を子どもに伝える
傾向があるようです。

一方、毒親の場合は、他者を信用しないといった傾向が強く、とても狭い人間関係のなかで生活しており、社会との結びつきが弱い傾向があります。

親の人間関係は子どもの人間関係の構築の仕方に影響

社会生活を送っていく以上、人間関係や社会はどのようにまわっているのかなど
幅広く柔軟なものの見方をできるように
子どもに伝えてあげることが大切であるにも関わらず、そういった社会との関わり方を知らないまま世間に出ると、いろいろな人間関係にストレスを感じてしまいがちになるのも仕方がないことかもしれません。

(執筆:Koh, 監修:臨床心理士 鏡元)

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