ココポイント
- 相手があなたに好意をもってくれれば、自然に考え方や価値観を合わしてくれるようになる
- 挨拶やお礼、謝罪など最低限のことはしっかりやる
- 限定的な付き合いと割り切って笑顔で話す
「なんかあの人苦手だなあ、、、 」誰しも苦手な人の一人や二人はいらっしゃるのではないでしょうか。 同じ職場であるとか、ご近所さんなど、苦手だとは思っていても、我慢して付き合わなければならないこともありますよね。
苦手でも我慢して付き合わなくてはならない、そんな状況でイライラしたり、ストレスを感じないようにするための工夫を今回ご紹介させていただきたいと思います。 そもそもなぜ私たちには苦手な人がいるんだろう??どうして私たちは一緒にいて楽しいと思える人もいれば、そう感じることができない人もいるのでしょうか。
「苦手だ・イヤだ」という感情はどのようにして生まれているのでしょうか。
「苦手だ・イヤだ」という感情の背景には以下のようなことが考えられます。
・自分の期待に応えてくれない
・自分に危害を加える
・自分が相手に嫉妬している、または嫉妬されている
・自分が相手を軽蔑している、または軽蔑されている
・相手から嫌われていると感じる
・自分にまったく関心がない
生まれ育った環境が違えば、考え方や価値観も違ってきます。
そして、考え方や価値観の違いは、私たちの行動や性格の違いも生み出します。
自分が良いと思っていることも、どこかの誰かからすれば、その人にとっては嫌なこともあるかもしれません。
相手の考え方や価値観、行動や性格が自分にとって受け入れられないもの、理解できないものであればあるほど苦手意識は強くなっていきます。
私たち一人ひとりは、みんな違ってみんないい。しかし、相手と自分の違いが受け入れられないものであるか理解できないものである場合、私たちは苦手意識を感じてしまうのかもしれません。そんなどうしても苦手だと感じてしまう人となんとか最低限付き合っていく方法は「自分が感じる苦手意識は否定せず、そのままでよいから、相手に嫌悪感を抱かせない」ということです。
自分が苦手意識を持っていたとしても、相手に嫌悪感をわざわざ抱かせないような接し方を心がければ、むやみにあなたと衝突をしたり、嫌な感情を抱かせる可能性は低くなっていくものです。
嫌悪感をお互いに抱かないようになっていければ、次第に関係性に変化が生まれてくる可能性も高まっていきます。たとえば、初対面とかまだ付き合いが浅い時は苦手だったけど、今ではすごく仲良し、なんてこともあるのではないでしょうか。
このように、苦手な人ともうまくやっていくためには、以下のような行動をオススメします。
・挨拶やお礼、謝罪はちゃんとする
・限定的な付き合いだと割り切って、話すときは嫌な空気を出さず、できれば笑顔で話す
これらを心がけて頂くと、あなたは相手に嫌な感情を与える可能性は下がっていくはずです。
逆に、挨拶もせずブスッとしていたり、何か気に食わない不満げな表情があると、そういうのは相手にも伝わってきます。そのあなたの顔色や言動を見て、相手は嫌悪感を抱き、悪い印象を持ってしまいがちになります。
そうすると、相手と自分の間には微妙な空気が流れ、その場は嫌な空間になってしまいますので、お互いに何だかストレスを感じてしまうかもしれません。
「イライラ」を回避するために、苦手な人との会話を避けることは一つの手段としては有効な場合もありますが、最低限必要なコミュニケーションについては、相手の嫌悪感を抱かせないようにふるまうということも、自分がストレスを感じないためにできるだけ心がけてみましょう。
苦手な人はどこにいっても、一人や二人は必ずいます。
しかしながら、その時その時で「イライラ」したりするのはエネルギーの無駄遣いになってしまいます。
ちょっとした心がけで、ストレスを感じにくくして、苦手な人とも最低限うまく付き合っていけるようにしていきましょう。ぜひ少し意識して試してみてくださいね。
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