快眠をえるために! 寝室環境デザインの3つのポイント

快眠をえるために! 寝室環境デザインの3つのポイント

寝室を青色にすると快眠できる

2013年のTravelodgeというイギリスのホテルチェーンが2,000人に対して行った調査の報告で、寝室が青いと質の高い睡眠をとれることを公表しました。

色による心理作用でも、「青色」はさわやか気分や落ち着いた気分にしてくれるようで、寝室が青色だと寝つきも良くなるようです。

青色の寝室で睡眠をとる調査対象のうち58%の方が、朝起きた時に幸せな気持ちやすっきりとした気分になっていると報告されています。

ベットカバーを青色のものに変えてみるだけでも、快眠の効果があるかもしれませんね。

室温を調節する

浅い睡眠のレム睡眠から深い睡眠であるノンレム睡眠に移り変わる際に、私たちの体温はさがっていきます。

つまり、体温の低下を妨げてしまうと、深く眠りにつけず浅い眠りになってしまうことが考えられます。しかし、室温が低すぎると、呼吸した際に肺が冷やされて体温が下がりすぎてしまいます。

そして、私たちの脳が体を温めようと体を発熱させ体温が今度は上がりすぎてしまうことも考えられます。

とても難しいところで、質の高い睡眠をとるためには、室温が高すぎても低すぎてもいけないんです。

一般的には
冬の寝室の最適な温度は、16度〜19度
夏では、25度〜27度とされいています。

寝る前に、冷房や暖房で室温を調節してみてはいかがでしょうか。

アロマをたく

アロマ(香り)を嗅ぐことによって、私たちの脳の状態を「体を休める状態(副交感神経が優位な状態)」にすることができます。

「副交感神経」が働いている状態では、私たちの血管は広がり血流がよくなります。そうすると、酸素と栄養が血液によって体の隅々まで送り込まれ、疲労回復効果が高めることができるんです。

副交感神経をうまく働かせてあげないと、疲れをとりきれず、朝起きた時には「体が気だるい」なんてことになってしまう可能性があります。

体を休める状態にし、血行をよくしてあげることが疲労回復には大切です。

アロマのほかにも、ストレッチや38度〜40度のお風呂に30分程度つかることで、血行をよくすることができます。

様々な睡眠の質を高める方法を今後もご紹介していきたいと思います。
ご自身に一番合った快眠法をみつけるために、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。

(執筆:Koh, 監修:臨床心理士 鏡元)

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