「自分の考え方の癖がストレスの原因かも?」イライラを紙に書いて減らす方法

「自分の考え方の癖がストレスの原因かも?」イライラを紙に書いて減らす方法

●はじめに

日々職場に勤めていると、イライラすることもありますよね。

そしてそのイライラを引きずってしまうと、次に何かに取り組むときにもそれが気になって、なかなか作業に集中できないこともあります。

そこで今回は、そういったストレスやイライラを減らすために「書いて職場のイライラを減らす方法」をご紹介したいと思います。

●イライラしたときの様子を書く

まずは、紙とペンを用意しましょう。そして、職場でイライラしたとき、「誰のどんな行為にイライラした」のかを書いていきます。

たとえば「上司に挨拶したのに返してくれなかった」、「自分のミスじゃないのに怒られた」など。

このように職場で受けたイライラやストレスを紙に書いていきます。

●どうして欲しかったのかを書く

つづいて、ではそのときどのような態度を相手にとって欲しかったのかを書いていきます。先ほどの例なら、

・上司に挨拶を返して欲しかった
・「あなたのミスではない」ということを言って欲しかった

などが挙げられます。

この作業は少し恥ずかしい気持ちが出てくるかもしれませんが、書き終わったあとの紙は捨ててしまってもいいので、恥ずかしがらずに自分の気持ちを書いていきましょう。

●自分を客観的に見つめる

最後に、書いた紙を見て、自身の本音を探っていきます。書かれた内容によって、自身の本音は違ってきますが、今回挙げた例であれば、その方は以下のように本心で思っていたかもしれません。

・嫌われていると感じてしまった
・わかって欲しかったのに、わかってもらえなかった

このように、自身の本音を客観的に見ていきます。そこで「自分はなんて器が小さいんだ」と責めるのではなく、「ああ、だから私は傷ついたんだな」と実感するだけで、イライラが消えることもあります。

●おわりに

今回は「紙に書いて職場のイライラを減らす方法」をご紹介しました。
また、今回のような状況でもあまり傷つかない人もいます。そういう人は以下のように楽観的な考え方をしているのかもしれません。

・上司が挨拶を返してくれなかった → 聞こえてなかっただけかも
・自分のミスじゃないのに怒られた → 自分のミスじゃないから怒られても平気

こうしてみると、周囲の態度ではなく、自身の本音や根本的な思考がストレスに繋がっているようにみえますね。

そのため自分の本心を客観視し受け入れて、なぜ自分はあのときイライラしたのかがわかると、イライラやストレスが減っていきます。

職場でむしゃくしゃしてしまった際、ぜひ今回の方法を試してみてください。

(執筆:ニュース編集部)

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