泣くことにはリラックス効果がある!?怒りを抑える3つの秘訣

泣くことにはリラックス効果がある!?怒りを抑える3つの秘訣

●怒りの原因はもしかしたら体調にあるのかも

ついイライラして怒りっぽくなってしまう時がありませんか?そんなつもりもないのに、八つ当たりのように誰かに当たってしまうことで、あとで自己嫌悪になってしまうこともあるかもしれません。

怒りというのは不安感からくると言われています。もしかしたら今現在、なにかに悩んでいませんか?その悩みが不安を呼んでいるのかもしれません。

この状態を別の言葉で言い換えると、防衛機制といいます。自分を守るために、怒りという手段で自己防衛してしまうのです。防衛機制のときには、体調が悪い時もあります。体調に不安感があると外からの声に過敏になってしまうのです。

怒ったあとに落ち込んでしまうこともあると思いますが、自分の中にある不安感の正体をみつめれば、怒る回数も減ります。体調不良が原因だったとしたら、無理をせずに休養してみて下さい。

●秘訣1 誰かに対しての怒りを抑えるには心の対話

特定の誰かに激しい怒りを感じているのなら、なぜ怒りを感じるているのか考えてみることが大切です。怒りの原因がどこにあるのか分からなくてはは、ずっと怒りを持ち続けてしまうかもしれません。怒りのパワーは体にとても悪いので、冷静になりながら原因を探してみましょう。

相手を思い浮かべて、空想の中で対話を始めてみましょう。こんなころに怒りを感じた。こんなふうにイライラしたと、空想の中の怒りの相手に問いかけておしゃべりをします。

相手ならこう言うだろうなとか、具体的に想像してみます。そのうち会話をしながら、気持ちを落ち着けて相手の良いところを探してみませんか?それが無理なら、普通の口調で話せるまでに、空想の中でコミュニケーションを密にします。

不思議とこの訓練をくりかえすと、いざというとき相手に対して心が乱れないのです。無理に好きになる必要はありませんが、怒りの気持ちをセーブするのには役立ちます。

●秘訣2 怒りでイライラしたら深呼吸

怒りがおさまらないときには、深呼吸をするといいと言われています。心を落ち着けるには、深い深呼吸が打ち震える気持ちを、沈めてくれます。そして、なぜか怒りの感情が消えていきます。

人は怒りに震えるとき、自律神経の交感神経という場所が活発になります。でも深呼吸をすると、副交感神経といって、落ち着いた神経を司る部分が優位になるのです。

深呼吸をして、心を幸せな方へと解き放ちましょう。しだいに怒りの感情は薄らいでいくはずです。深呼吸の回数は、何度でも落ち着くまで続けてみてください。怒りやイライラがなくなると、すっきりした開放感に満ちていきます。床に大の字になって深呼吸すると、さらに心身ともに楽になります。

●秘訣3 泣くことでリラックスできる 

リラックス効果のある「泣く」という行為を積極的に活用してみるのも良いかもしれません。抑圧された感情を、そのまま残しておく怒りがたまってしまいます。

こうした怒りを怒りとして持たないで、泣くという感情を用いて昇華させてみるのです。泣くことで解放された感情の中には、怒りの姿はもうないはずです。

泣くとスッキリすると言いますが、本当に元気になれます。怒りは何かに対しての不安感とも言いますから、泣くことで不安を外に出せば気持ちもほぐれてきるのです。

たくさん泣いたあとは良く眠れますので、そのまま寝てしまえば翌日はカラッとした気分で朝を迎えられます。

(執筆:ももそ)

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