お釈迦様から学ぶ、幸せになるための8つの生き方「八正道」とは

お釈迦様の教え

お釈迦様の説く8つの教えとは?

八正道とは、お釈迦様がはじめて、説法された時にお話された涅槃(ねはん)に至るための教えです。涅槃とは、悟ったあとの理想の境地だと言われています。すなわち、天国のような場所だとイメージしてもいいかもしれません。八正道を守って生きれば幸せになり、涅槃の心を持てますよ、というものです。

八正道とは、言葉の通り、八つの正しい道という意味です。

現代の私たちが生きる社会においても、ひとつひとつが活用できるものなのでぜひ今回学んでみてください。好きな言葉があれば、今後の生きていく上での指針の一つに是非してみてもらえればと思います。

八正道の教えは仏教の根幹とも言われる大切な教えの部分です。でもすごく難解ということはなくて、楽しみながら学んでいけるものです。それでは一つ一つ見ていきましょう。

●正見(しょうけん)

自己中心的な物の見方をしていませんか? 中道の見方を取り入れましょう。正しく見ることができれば、間違えることはありません。

●正思惟(しょうしゆい)

正しく考え、思っていますか? 貪欲に思ってはいけません。怒りに狂ってはいけません。愚痴で心をいっぱいにしてはいけません。これを三悪と言います。

●正語(しょうご)

正しい言葉を語りましょう。嘘をついてはいけません。二枚舌で人を陥れてはいけません。悪口を言ってはいけません。口からでまかせのお世辞を言ってはいけません。これを仏教では口の四悪と言います。

●正業(しょうごう)

正しい行いをしましょう。むやみに生き物を殺してはいけません。人の物を盗んではいけません。恋愛でよこしまな行いをしてはいけません。仏教では身の三悪と言われています。

●正命(しょうみょう)

正しい方法で財産を得ましょう。迷惑をかけるような仕事で財産を得てはいけません。

●正精進(しょうしょうじん)

自分の目指すもの、目標に向かい、努力を怠らないことが大切です。怠け心をなくし、真っ直ぐに求める道を進みましょう。

●正念(しょうねん)

仏と同じ心を持ち、小さな自我の殻を破り、心理を求めていくことです。

●正定(しょうじょう)

八正道の教えを体得して、正しい心が定まった状態です。ぶれることもありません。

むずかしく考えないで実践してみましょう

こうして読んでみると、何だか厳しいルールのようで、難しく感じるかもしれません。特に、正念や正定は悟りの世界に踏み入っていますので、イメージが付きづらいかもしれません。まずは、生活に役立つお釈迦様の言葉である、正見から正精進をまずは意識してみてください。

数千年前の教えではあるものの、今の私たちにもとても必要なことですよね。この中で好きな言葉や、ピンときた言葉を毎日小さなことから意識し、実践してみてはどうでしょうか。

全部を真面目にとらえて、気難しく考えるのはとても疲れてしまいます。ぜひ少しずつ、楽しみながら自分流にアレンジしてみてください。

八正道の八つのキーワードは覚えやすいので、知っておくと心の引き出しが増えるようでワクワクしますね。

(執筆:ももそ)