気づかずにやってない?!チェックしたい6つのモラルハラスメント

モラルハラスメントをしてないかチェック

昨今、ニュースを見ていても何かと話題に上がる「モラハラ」。モラルハラスメントの略語……という認知はあっても、それが一体どんな行為を差しているのか説明できますか?

知らないうちにモラハラを受けていた、もしくは自らがやっていた……なんてことにならないよう、改めてモラハラとはなんなのか、知っておきましょう。

◆そもそもモラルハラスメントとは?

モラルハラスメントは、精神的に苦痛を与える行為、いやがらせなどを指しています。これまでも多くの事件などで話題になったDV(ドメスティックバイオレンス)との決定的な違いは、肉体的な暴力は起こらないということ。外傷も残らず他者からは見えにくいため、モラルハラスメントすなわち精神的暴力を受けていても他人に相談しづらい、理解されづらいという特徴を持っています。

◆どこでモラルハラスメントが起きるの?

モラハラは、職場や学校、さらには家庭内でも起こりうる問題です。同僚、クラスメイトや友人同士の間でのいじめのほかにも、上司から部下へ、先生から生徒へ、親から子への指導やお説教も、受けた側のアイデンティティにかかわるようであればモラハラと判断されかねません。

◆モラルハラスメントの具体例

では、一体どのような行為がモラハラに当たるのでしょうか。以下、モラハラ加害者の特徴的な言動を挙げてみましょう。

・ターゲットに対し、罵詈雑言を浴びせ自信を喪失させる
・「あなたが大切だから」「〜のために」「〜してあげたのに」など、あくまで自分に責任はなく受けた側に問題があるように語る
・嘘の情報を伝達する
・損得での判断が多く、人間関係を敵か味方かという極端な割り振りで考える
・周囲の人間を自分側に取り込む、またそのための根回しを行う
・身体的特徴、クセ、出身地や学歴など変えようのないものを揶揄する

◆どんな怖さがあるの?

モラハラの怖さは、加害者の意識が薄く「たったそれだけのことで自分が悪者になるのか?」と思いがちなところにあります。また、傍観者からも同様に「それくらい耐えなさい」と我慢を強いられ、気付けばうつ病寸前まで追い詰められてしまう危険があります。

何にでも「モラハラだ!」と声を荒げるのは良い行為とは言えませんが、かと言って「どうせ理解されないから」と耐え忍んでいると、ある日突然抑えきれなくなり、うつ病などの症状を引き起こす可能性も。

決定的な基準がないためにうやむやにされがちなモラハラですが、それゆえに深刻な問題を招いてしまいかねません。

もし周囲の人から辛い扱いを受けている場合は一人で抱え込まないようにしましょう。また、自らの無意識での言動が周囲に悪い影響を及ぼしていないか見直し、よりよい人間関係を築けるよう努めましょう。

(執筆:朔ひづめ, 監修:臨床心理士 鏡元)