突然の入院がきっかけでパニック障害に「診断名をきいたら安心した」

突然の入院がきっかけでパニック障害に「診断名をきいたら安心した」

お名前:ごんた  年齢/性別: 40代女性 症状名:パニック障害

●突然やってきためまいや動悸

私は4年前にパニック障害と診断された女性です。パニック障害の症状は、ある日突然発作がやってくる感じです。それはどこでも起こりえますが、特に外出中に多かった気がします。人ごみや買い物中でも発作は多かったです。

症状は、いきなり胸が苦しくなり変な汗が出てきます。めまいを起こし立っていられないほどでした。動悸がすごくて呼吸が荒くなりこのまま死ぬのではないかという恐怖感に襲われることも度々ありましたが、救急外来に行って検査を受けてもどこも異常はないと言われていました。

●緊急入院がきっかけで

この病気になったきっかけは、以前クモ膜下出血を起こし緊急入院したことがきっかけだ思います。また倒れるのではないかという心配、長期入院をしたので自分でもショックだったのかもしれません。

それが原因で長年勤めていた会社も辞めることになり、大好きだった仕事だったので無気力になってしまい家に引きこもることも多くなっていました。

パニック障害になったきっかけは、この緊急入院だったのだと思います。もう一度、出血を起こせば死に至る可能性あり、怖く不安になっていたこともあるかもしれません。

●パニック障害だとわかって安心した

パニック障害を克服したのは、精神科を受診したことで改善されました。それまではなんでめまいや動悸がおきるのか全く理解できなかったからです。

受診して、パニック障害という病名を診断していただいたおかげで、ああ、私はこんな病気なんだ、これをきをつければ発作を起こさないのだという安心感が出ました。

もちろん薬の効果もあると思います。今は精神安定剤と睡眠薬を飲んでいます。以前は眠れない日が続きましたので生活のリズムも重要だと考えます。

●周りの協力を得ながら

今は発作も起きず以前勤めていた会社にもアルバイトとして復帰もできました。もちろん会社にはパニック障害のことは話しました。病気の説明をし病院の日は休ませてもらっています。すぐに病院に行けるよう、壁にも病院の電話番号も貼っていただいています。

会社の協力のおかげで安心して仕事ができます。もちろん薬はずっと続けています。たぶん一生飲みことになるのでしょうね。やめたら、また倒れそうで不安なんです。お守りのように毎日飲んでいます。

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