不安障害ってどんな病気?4つの代表的な症状

不安障害

皆さんは不安障害という病気を知っていますか。聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。今回は不安障害とはどのような病気で、どのような種類があるのかご説明したいと思います。

●不安障害の症状

不安障害とは精神疾患の中で不安を主な症状とする病気をまとめた名称です。不安になるということは皆さん経験されたことがあるでしょう。不安障害は、理由がなく不安になったり、理由があってもそれと不釣り合いなくらい強い不安に襲われ、それが繰り返し起きたり、いつまでも続いたりする症状のこと言います。その中でも代表的なものを紹介したいと思います。

・パニック障害

突然理由もなく動機やめまいなどの発作が起き、日常生活に支障が出ている状態のことを言います。パニック発作は自身ではコントロールできないうえに強い苦しみを伴うので発作が起きたらどうしようと不安になり、発作が起きそうな場所や状況を避けようとします。

・適応障害

適応障害とは、ある特定の状況や出来事が、その人には耐えがたく感じ、精神的、身体的、または行動面に症状が表われる病気です。うつと症状が似ていますが、特定の状況下から離れると症状が改善される点がうつとの違いになります。

・強迫性障害

強迫性障害とは、自分でもおかしいことが分かっていても、ある考えが頭から離れなかったり、その考えを振り払うために同じ行動を繰り返してしまう病気のことを言います。ガスの元栓を閉めたか心配になって確認行動を繰り返したり、汚れが落ちていないと感じ何度も手を洗ったりする行動がこれにあたります。

・社会不安障害

社会不安障害とは、他人からの評価を受ける場面や、人の注目を浴びる場面に対して強い苦痛を感じ動機や息苦しさを覚え、そのような場面を避けるようになり日常生活に支障をきたしてしまう病気です。たとえばスピーチの場面では誰でも緊張すると思いますが、失敗してバカにされるのでは鳴いたと強いプレッシャーや不安を感じてしまうのが社会不安障害となります。

●さいごに

不安を感じることはおかしいことではありません。不安を感じることで私たちは危機管理などを行っているので、不安は必要な心理機能と言っていいでしょう。しかし、あまりにも強い不安は日常生活に支障をきたします。もし、このような症状で苦しまれている方は専門機関への受診をオススメします。まずは相談をしてあなたに合った治療法を見つけることがこの病気を治す第一歩になります。

(執筆:結城, 監修:臨床心理士 鏡元)