パワハラが原因で適応障害『この経験は無駄だったとは私は思わない』

体験談

お名前 : りんごさん    ご年齢/性別 : 30代男性    症状名 : 適応障害

●パワハラが原因で適応障害に

適応障害になったきっかけは、上司から1年近くパワハラを受けて会社での時間がとても苦痛になってきた事が直接の原因です。

ただ、私自身にも問題が無かったわけではなく元々内気な性格やうまく喋れない性格及び仕事の効率が悪かった事がパワハラ上司との関係を悪化させて、よりひどいパワハラを受けてしまった背景になっていたと感じています。

このように、私の場合は外的な要因と内的な要因が重なって適応障害に陥ってしまいました。

●生まれてこなければと思う日々

強い不安感や憂鬱な気分になっていて、生まれてこなければ良かったとか、楽に死ねるなら死にたいと思ってしまう日が続いていました。下痢や食欲減退が起こり、身体面でも参っていました。

また、鍵をかけて家を出たはずなのに数分後にかけたか不安になって家まで戻ったり社員カードを無くしていないか帰宅中や出勤中に何回も確認するなど異常な行動をとるようにもなっていました。

会社も休みがちになってしまい、会社の人からも冷たく扱われるようになり疎外感を感じていた状態でした。

●リワーク・トレーニングが立ち上がるきっかけに

メンタルの不調が限界に達し会社を休職して、入院し2ヶ月ほどで復帰しましたが、すぐに再発してしまい再度休職を余儀なくされて途方にくれていた所、会社の人事のから「リワーク・トレーニング」なるものを紹介され実施している近くの病院で受けることになりました。

「リワーク・トレーニング」は休職から復職への架け橋となるプログラムで、通っていた病院での内容はグループワークやオフィスワークそして運動や認知行動療法などを受けました。

リワークの中で最も役に立ったのが「認知行動療法」で自分の考え方や感情をコントロールし外的要因に対応しやすくするトレーニングです。半年ほどこのプログラムを受けて100%考え方が変わったとは言えませんが、こういった考え方もできるぞと自分の中での引き出しが広がり、仕事復帰後のストレスにもうまく対応できています。

●3年たった今、人生を楽しめている

回復から3年たち今でも、不安やストレスを感じることはもちろんありますが、休職してしまうほどまで抱え込んだ事はありません。

メンタル不調で休職という人生の今までにない大変な経験をしましたが、今後の人生を考えたときに決して無駄ではない期間だったと今では捉えています。

現に休職中に学んだ認知行動療法を初めとしたメンタルケア・スキルが影響してか内気な性格もだいぶ改善され、以前よりも行動的になり異性との会話を楽しめたり、スポーツ等で体を動かすことも多く友人も増え人生を楽しめています。