集中力・やる気の限界を超えたら…あなたに力を与える『匂い』って?

アロマとリラックス

やらなきゃいけないことは山積みなのに、どうしても気分がすぐれない、やる気が起きない……そんなとき、効率よく仕事や勉強などやるべきことをこなすためには、なによりも「休息」の時間が大切。

今回は、手軽にできて頭がリフレッシュする休息のとりかたを「匂い」という観点から考察してみましょう。

◆匂いで休憩&やる気アップ!

嗅覚が脳に与える影響は驚くほど大きいもの。やる気が出ないときや集中力が散漫になってきたと感じたとき、実は自分の好きな匂いを嗅ぐだけでもリフレッシュ効果が期待できるのです。なぜなら匂いは脳へ大きな影響を与えるため、悪い匂いを嗅ぐとそれだけで嫌な気分になるように、好きな匂いは脳を通じて精神、全身へ良い影響を与えると言われているのです。

 かと言って常にその匂いに包まれ、匂いが惰性的に継続してしまうと意味がありません。自宅であれば、起きたばかりや帰宅後すぐにお香・アロマをたくことは実はオススメできません。まずはいつも通りの空間で過ごし、どうしてもやる気が出ずに集中力が散漫になってしまうというときに、切り札としてたくのがベスト。職場や学校など自宅外であれば、ハンカチに好きな匂いの香水を含ませ、同じように限界のタイミングでそのハンカチを取り出すのが最適でしょう。たったそれだけの動作で、リラックスし気持ちが切り替わるかもしれません。

◆ アロマ的効果抜群? 意外と身近にあるリラックスグッズ

お香、アロマ、香水などについての難点は、自分の好みの匂いにめぐり合うまでに時間がかかってしまうということ。また、せっかく辿りついた大好きな匂いがブランドものの香水であった場合には、コストの問題も無視できませんよね。しかし、なにもアロマや香水しか「良い匂い」が存在しないなんてことはありませんよね。

例えばコーヒーがすごく好きだという人はコーヒーショップへ足を運んだだけでも、もっと言えば自動販売機でお気に入りのコーヒーを買ってプルタブや蓋を開けただけでも心がほっとしませんか? また、最近では洗剤や柔軟剤でもアロマ効果のある商品が出回っています。人によっては「書店の匂いが好き」という人や「ガソリンスタンドの匂いが妙に落ち着く」という人だっているかもしれませんね。

『神風怪盗ジャンヌ』や『満月をさがして』などの作品で知られる少女漫画家の種村有菜さんは、神田の最中が大好物で匂いだけでも幸せになれるそうで、仕事用テーブルに最中を置いて時折その匂いを嗅ぎながら仕事をしているのだとか。(エッセイマンガ『有菜の種』より抜粋)

このように、身の回りには意外と「好きな匂い」「良い匂い」が溢れかえっていますあなたにとって最もリラックス効果の高い匂いはなんでしょうか?

まずはそれを見つけて、気持ちが落ち込みそうになったときに意識的にその匂いの中へ身を寄せてみましょう。

やる気がでない、モチベーションがあがらないからと言ってそんな自分を責め立ててしまうと、不要な緊張感が続くばかりでかえって逆効果。まずは一度やるべきことに取りかかってみた後、どうしてもダメなら好きな匂いに触れることで自分を癒してあげましょう。上手な気分転換こそ、効率的に作業を行うコツです!

(執筆:朔ひづめ, 監修:臨床心理士 鏡元)

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