最初はやる気に満ち溢れていて、全力疾走。だけど、しばらく経つとやる気がでてこなくなった。。。。
そういったご経験はみなさんもおありではないでしょうか。
人によっては、そんなやる気のでない自分に嫌悪感を感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。
やる気を出したいけどでてこないってストレスになりますよね。
そんなときには、「行動をすることで得られること」を確認していくことをお勧めします。
その行動をすることで、あなたはどんな良いこと・良いものを手にすることができるのか、一度思いつくだけ書き出してみてください。
何をどう挙げていいかわからないと思いますので、ここで大学生の例で考えてみましょう。
■行動:◯◯◯の講義をうける
■得られるだろう良いこと:
・単位をもらえる
・◯◯◯の知識を学べる
・プレゼンの練習ができる
・魅力的な同級生が出席しているので話せるかも、、、などなど
自分がある行動をとることによって、得られる良い点を挙げられるだけ上げることがポイントです。内容については、どんなことでもなんでも良いのです。
想像力を駆使して、行動することで得られる良いことを書き出していくのです。
この行為を行うだけでも、脳の報酬系という部分が刺激され、やる気がでてくるのです。
側坐核の刺激の前に、報酬系を刺激しよう
人のやる気(モチベーション)は、側坐核(そくざかく)という脳の一部でつくられます。
そして、この側坐核を刺戟することがやる気を出すことにつながります。
「どうやって刺激するの?」ってことになりますが、これは結構シンプルです!
それは、「行動すること」です!
「行動すること」が側坐核を刺激することになります。
「とりあえず、やってみろってことでしょ?」
「そんなの分かってるけど、できないものはできないんだよ」
こういう時ってありますよね。
とりあえずやってみたほうがいいのは分かっているのだけど、体が動かない。。。。
そんな時こそ、その行動によって得られる良いこと・良いものをまずはリストアップしてみましょう。ノートにペンを持って書き込んでもいいし、スマホのメモ機能で打ち込んでもOKです。まずは、自分の頭の中の考えをどんどん文字にしていきましょう。
「行動」を引き起こすための「行動」として、この「報酬リストアップ」によって、報酬系を刺激することがとても有効な方法の一つになってきます。
やる気というのは、行動すればするほど高まっていくものです。自分の現在のやる気度にあわせて、行動を選んで、やる気を徐々に引き上げてあげましょう。
以下のようなイメージで、考えてみるとわかりやすいかもしれません。
例えば、あなたが高校生の場合
勉強をするという行動を起こすために必要なやる気が70で
現在のやる気は10
「必要とされるやる気」と「現在のやる気」にギャップがあればあるほど、行動につながりにくくなってしまいます。
こんな時には、やる気が40程度ですむ「行動するための行動」を勉強の前にしてみましょう。
勉強をすることによって、起こるだろう良いことをリストアップしてみてください。
・希望する大学に受かる可能性が高まる
・将来、仕事でも役立つだろう英語力が伸びる
・効率の良い勉強の仕方が身につく
・母が上機嫌になって、ケーキを買ってきてくれる
繰り返しですが、なんでも良いのです!
このように、ペンを動かしリストアップをすることも「行動」です。
よし勉強しよう!っと思っても、なんか集中できないなんて時ありますよね。
そんな時は、そんなに集中力を必要としない「行動」をはさみましょう。
まとめ
やる気を引き出す方法は以下の2つ。
・とりあえずやってみる
・メイン行動が起こせないときは、報酬リストアップで報酬系を刺激するという「行動」をしましょう。